顧問
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坂東 眞理子 |
「性、あい近し。習いあい遠し」という孔子の言葉があります。
人間の本性はそれほど違わないのだけれど、どういう習慣を身につけるかで大きく異なっていく、
という言葉です。
毎日のあいさつやマナー、本を読む習慣、辞書を引く習慣など一つ一つは大したことでなくても
その積み重ねが3年4年と続いていき人を作ります。
そうしたよい習慣を子供たちや青少年がどれほど身に付いているかで社会の格が違ってきます。
教育は知識を教えるだけでなく本人のやる気と可能性のスィッチを入れることが一番大事です。
自分が期待されていると分かればきっと頑張ろうという気持ちになります。
そしていい習慣を身につけるように努力すれば、きっと素晴らしい人間になると思います。
教育の基本はそこにあります。
経歴
富山県中新川郡立山町生まれ。
1969年東京大学卒業、総理府入省。青少年対策本部、婦人問題担当室、老人対策室、内閣総理大臣
官房参事官などを経て男女共同参画室長。
1995年〜1998年 | 埼玉県副知事。 |
1998年〜2000年 | ブリスベン総領事。 |
2001年〜2003年 | 内閣府男女共同参画局長。 |
2003年4月〜 | 昭和女子大学 理事 現在に至る |
2004年4月〜 | 昭和女子大学大学院教授、女性文化研究所長 現在に至る |
2005年4月〜 | 昭和女子大学副学長 |
2007年4月〜 | 昭和女子大学学長 現在に至る |
◆主な著書
- 「新 家族の時代」
- 「米国きゃりあうーまん事情」
- 「副知事日記」
- 「男女共同参画社会へ」
- 「女性の品格」
- 「親の品格」
- 「愛の歌恋の歌」
など著者多数。